お手軽なさび落とし「ネジザウルスリキッド 錆取り剤 泡タイプ」を使ってみた!
野外保管だとカバーをしててもバイクに錆がでてきてしまうので、お手軽に錆を落とせると評判の「ネジザウルス・リキッド」を買ってみた。
「ネジザウルス リキッド」とは?
エンジニアというところが販売している「ネジザウルス」シリーズのひとつで、さび落とし剤のこと。
液体タイプ、泡タイプ、ミストタイプがあり使用箇所によって使い分けるといいらしいんだけど、今回は比較的垂れにくいという「ネジザウルスリキッド 錆取り剤 泡タイプ」を購入。ピンポイントに使いたい場合は液体タイプ、広範囲ならミストタイプがいいみたいです。
特徴は、さび取り剤は結構体に悪い成分(酸とかアルカリ成分)が使われていることが多く、皮膚に付くと危険なことがあるんですが、このネジザウルスリキッドシリーズは中性成分のため、そのあたりは安全と謳われています。
錆びは「赤錆、茶錆、黒錆」に効き、アルミなどの白錆には効かない様なのでエンジンなどの錆は無理ですが、外装の赤錆には効く感じですね。
また、液体は浸透力もあり、錆びて固着したネジやボルトにかけることで錆を落とすと共に固着を解消することもできるとか。
(ネジザウルスは元々「舐めたネジを回すことができる工具」の名前なのですが、こういった効果があるので一緒に使うとより効果的ということで「ネジザウルスリキッド」という名前になったのだとか)
実際にKLX125の錆に使ってみた
気になっていたハンドル周りの錆。ネジザウルスリキッドを塗布する前はこんな感じ。
隙間にまで錆が入り込んでいる感じです。
ネジザウルスリキッドを吹きかけたところ。20秒もしないうちに紫色の液体に変わっていきます。
この紫色の液体は錆が反応したものなんだとか。反応の速さは素晴らしいですね。
ホイールに吹きかけたものは、泡タイプとはいえ下に流れ落ちてしまいました。これではあまり期待できそうにないですね。
これが5分置いた状態。
泡が消えて紫色の液体が流れ出ている感じになっています。
水道水で洗い流すとこんな感じです。
錆が完全に取れているわけではないですが、かなりの部分の錆がきれいに落ちています。何回か塗布するかブラシなどでこすれば完全に錆が落ちそうな雰囲気です。
一方ホイールは駄目ですね。泡が流れてしまったので予想はできていましたが、錆と液体の反応が少なくほぼ落ちていません。
感想
使いやすさは良いと思います。「シュッと吹きかけて放置」「水道水で流す」でOKなので簡単便利です。
ただ軽い錆には効果は抜群ですが、ある程度浸食が進んだ錆には何かしらのひと手間(何回か施工する、ブラシでこするなど)をしないと完全に落とすことは難しいと思いますので、「錆が気になってきたから、とりあえず手を打ちたい」と言う初期段階で使うものかと思います。
とはいえ、面倒じゃない(=気が付いたときにすぐに施工できる)のと、手の入らないところまで吹き付けられる(そして放置だけで良い)のはとても魅力があるかなぁと思います。
それほど高いものでもないですし、一度泡タイプを買えば、そのあとは1リットルや4リットルの液体を詰め替えで使うことができるので経済的にも良いので、まず試してみるのはアリかと思います。
エンジニア ENGINEER エンジニア ネジザウルスリキッド(泡タイプ) ZC-29 価格:1,300円 |