ベランダのビオトープにメダカの稚魚誕生!い、いつのまに・・・
ベランダの急な工事を経て、結局、3匹居た楊貴妃メダカが全滅してしまいました。
工事の時の状態を確認したところ、ビニールにて発泡スチロールに蓋をし、少し穴をあけたとのことでした。
また、結構雑に移動を繰り返したようで、ビオトープ内部が文字通り「グチャグチャ」になっていましたので、おそらく沈殿していたものも舞い上がり、かなり水質が悪化したと考えられます。
また、ビニールで蓋をされたので、内部の温度も結構高かったと思われます。(ひょっとしたら酸欠もあったかもしれません)
その他も色々考えられますが、間違いなく上記の結果、命を落としたのではないでしょうか。
気落ちしてばかりはいられませんので、少し様子を見て問題がなさそうだったら、改めてメダカを入れようと思っていました。
大丈夫かどうかは「レッドビーシュリンプ」の状態で判断しました。
以前の記事で書きましたが、ベランダのビオトープにはレッドビーシュリンプが同居しています。
レッドビーシュリンプを初め、エビは水質に敏感と言われていますが、実はこれ、「急な水質の変化」に弱いのであって、緩やかな変化であれば意外と適応できる変化の幅を大きいとされています。
事実、今回の件を受けても、レッドビーシュリンプは1匹も死ぬこと無く元気にしています。
さて、今朝の話ですが、最終的にビオトープの状態を確認しようと発泡スチロールを覗いてみたのですが、何やら水面がパシャパシャと波だっています。
目を凝らしてみると、ちいさなちいさなメダカが見えます。
間違いなくメダカの稚魚です。いわゆる「針子」と呼ばれる、わずか2ミリ程度の大きさです。
確かに楊貴妃メダカは産卵するのに十分な程の大きさ(恐らく1年以上は生きているサイズ)でしたので、産卵をしていてもおかしくはありませんが、産卵から誕生までの期間を考えると、ひょっとしたらその前のメダカの卵かもしれません。
(楊貴妃メダカの前には、青メダカが住んでいました。)
メダカの稚魚はあまりにも小さいので、ある程度の大きさになるまで体色は分かりません。
一体、どの種類のメダカになるのか、今から楽しみですね。
と、前置きが長くなりましたが、ベランダのビオトープに誕生したメダカの稚魚を撮影しましたのでご覧下さい。
小さすぎてなかなか撮影が難しいですが、2匹の稚魚が分かるでしょうか?
映像に映すことは出来ませんでしたが、目視で10匹程度居るように思います。
現在、ビオトープには稚魚以外にレッドビーシュリンプしかいません。
つまり、稚魚を補食するものがいませんので、稚魚はビオトープをところ狭しと泳いでいます。
これはとてもよい環境かもしれません。
これからの時期は暑くなりますが、水温の上昇に気をつけつつ、早く大きくなってもらいたいものです。