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ベランダの塗装工事をされた!ビオトープは無事か??

      2020/04/10

我が家は賃貸なのですが、ここ1週間の内にベランダの塗装工事をされました。
(今も途中ですが)

家に帰ると部屋の中までシンナー臭く、頭が痛くなるくらいです。

一番心配なのは、ベランダにあるビオトープのこと。
ネットで調べてみると、特にエビ系はシンナーに弱いとの記述が目立ちます。

一体どうなっているのかベランダに出て確認したかったのですが、窓が養生シートで密閉され、文字通り1ミリも見えない状態です。
大丈夫なことを祈って、ドキドキしながら日々を過ごしました。

さて、昨日、憎き養生シートが取れたのでベランダのビオトープを確認しました。

塗装のためか、ビオトープの発泡スチロールはエアコンの室外機の上に置かれています。

室外機の上に置かれた

だいぶ手荒に扱われたようで、中身がグチャグチャです。
フィルターも寄ってしまっています。

グチャグチャフィルター

発泡スチロールの縁にも破損が見られます。幸い、水漏れはなさそうですが・・・

破損

せっかくの黒い箱なのに、ペンキが飛んでマダラになってる・・・

ペンキ飛ばされた

何より、楊貴妃メダカ(恐らくオス)が死んでます。
レッドビーは、はっきりとは分かりませんが、死んではいないようです。
(エビは時間をおいてから影響が出る場合が多いので、油断は禁物ですが。)
エビは無事

中身がグチャグチャに動いたためか、油膜が酷く張っています。
ビオトープの中のバクテリアがたくさん死滅したということですね。
心なしか、水も何か変な臭いになっています。これはマズい感じです。

急いで換水です。今できることはこれくらいしかありません。

ビオトープから十分溢れる位の水(もちろんカルキを抜いて)を注ぎ入れ、油膜や腐った水とともに流し出してしまいます。

何度か繰り返し、十分に換水ができたら、枯れた水草をビオトープから出してしまいます。

枯れた水草は水質を悪くする原因です。
限られた空間しか無いビオトープの場合、水草を腐らせて養分に循環できるだけの余裕が無い場合が多いので、このようなメンテナンスがたまに必要です。

特に今回は換水を行ったので、水中のバクテリアも減少していると考えられます。
一層、分解する力が落ちているはずなので、このような「人間の手」による調整が必要です。
(市などで行っている大規模なビオトープでも、全く手つかずということはなく、適宜、人間の手が加えられ調整をされています。
「何もせずにほったらかし」は、ビオトープというよりバランスドアクアリウムという高度な技法です。)

何にしても、室内でないことによるデメリットを痛感する出来事でした。
ベランダビオトープは多くのメリットをもたらしてくれますが、こういった工事関係があるときには特に注意が必要ですね。

次はもっと明るい記事を書きたいものです。

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