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親メダカの餌で大丈夫!メダカの稚魚の餌を作ろう!

      2017/03/12

今年のGW終盤に、家の水槽メダカの卵が孵りました。

気が付いたのが「GW最終日の夜」という最悪なタイミング。
しかも、どうやら産まれてから2〜3日は経っているらしく、すでにヨーサック(産まれたばかりの稚魚のお腹にある袋。数日分の栄養が入っているので、その間は餌を食べない)が無い。

さらに、家には稚魚はいないので、稚魚用の餌も無い。

稚魚は常に餌を食べられる状態になっていることが良いらしく、特に産まれて2週間までに十分栄養を与えられたか否かで、その後の生存率が劇的に変わるようです。

ちょっと焦りつつ、昔Google先生に教えてもらった「親メダカの餌から稚魚用の餌を作る」方法を試しました。

手順は次の通り。キューピー3分クッキングのテーマを口ずさみながらどうぞ(笑)

【手順1 道具を準備します】
家では小型魚には『テトラ プランクトン』を与えています。
テトラプランクトン

同じものでなくても大丈夫ですが、出来る限り小粒の餌を用意した方が、この後らくになります。

ちなみに、このテトラ プランクトンは、顆粒が小さいので小型魚にはとても合っていると思います。
沈降性ですが、少しの間浮いてからゆっくりと沈むので、水面の餌を狙うメダカのような魚から、底の方で活動をする魚まで、広く使えて便利です。

それと、お箸を1本用意して下さい。割り箸でも構いません。
気をつけることは「箸の頭が平らなこと」だけです。
丸まっていたり、斜めにカットされているものは不向きです。
箸2

【手順2 餌を取り出します】
テトラ プランクトンの蓋に、ごく少量の餌を出します。
順序1
この写真の量でも多いくらいです。本当に少なくて大丈夫です。

【手順3 餌を潰します】
準備した箸の頭の部分で、取り出した餌を潰します。
順序2

写真の様に、大きな粒が目立たなくなる程度まで潰せばOKです。
順序3

【手順4 餌をすり潰します】
箸の頭部分を使い、小さく円を描くようにすり潰します。
完成

稚魚の口は本当に小さいので、「パウダー状」になるまですり潰します。
イメージとしては「小麦粉」です。

もし近くにペットショップなどがあれば、一度市販の稚魚用の餌を見てみると良いでしょう。

細かくすり潰した餌は、指になすり付け、パラパラと与えます。
一度に全部ではなく、少しずつ食べていることを確認しながら与えるようにしましょう。
(食べ残した場合、水が汚れることで稚魚が死んでしまうことがありますので)

食べ残しがある場合は、ネットなどで軽く水面をさらい、取っておくようにしたら良いです。

お店で売っている稚魚の餌は、意外とパッケージが大きく使い切れないことがあります。
しかもそれなりに良いお値段がしますしね。

消費税も増税になり、少しでも節約をしたいですから、こんな方法で稚魚の餌を自作してみてはいかがでしょうか。

ちなみに、家ではこの方法で餌を与えていますが、5/24時点でも稚魚は元気に大きく育っていますので、安心しておすすめ出来るかと思います。

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