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メダカの購入は慎重に!本当に「安い=お買い得」なのか?

      2020/03/16

今日、ベランダのビオトープへ入れるメダカを買いに、近くのペットショップへ行ってきました。

ショップへ行く前は、何となくメダカの種類と価格の相場は知っていたので、青メダカか白メダカ、あるいはヒメダカ辺りにしようかと考えていました。
(我が家のビオトープは、黒い発泡スチロールなので、体色が黒いクロメダカは映えないと思い、初めから除外してました。クロメダカ好きの人にはゴメンナサイね)

ショップに行ってみると、残念ながらヒメダカやヒカリ系のメダカはおらず、必然的に青メダカか白メダカ、あとは楊貴妃メダカからの選択になりました。
(楊貴妃メダカは、ヒメダカより更に緋色が強く、とても綺麗な種類のメダカです。特に背景が黒いビオトープではその体色が映え、より一層綺麗に見えます。愛好家の多い種類でもありますね。)

値段から言えば、一番手の出しやすいのは青メダカ、白メダカ。楊貴妃メダカの約半分の値段設定です。

しかし、この写真を見てみてください。

こちらが青メダカの水槽です。

青めだか

こちらが楊貴妃メダカの水槽です。

楊貴妃メダカ

両方を比較してみても、個体の大きさが明らかに違うことが分かって頂けると思います。

青メダカと楊貴妃メダカ

当たり前の話ですが、体が小さいということは「若い・未成熟」ということです。

特にこのショップは、最近までセールとして青メダカの値段を下げて売っていました。
そして、いつ見ても小さな個体しか居ない状態だったことを覚えています。

つまり、セールのために購入者が多く、まだ未成熟な小さい個体でもどんどん売りに出されていったことが想像できます。
ひょっとしたら、入荷後、十分に環境に馴染まないまま買われていったメダカもいたかもしれません。

人間でもそうですが、まだ成長途中の小さい子供の場合、コロコロと変わる環境に付いていけず体調を崩す可能性があります。
最悪の場合、購入後数週間もたずに死んでしまうこともあるでしょう。

もちろん、慎重に水合わせをして、なおかつ、飼育に適した環境を整えてさえあれば、そういった個体でも問題ないでしょうが、特に初めて間もないビオトープなどでは、水温も気候に左右されたりするため、なかなか厳しいことが予想できます。
(メダカの多くは「ビオトープのタンクメイト」を売り文句にされることが多いので、そういったことが多いのかなと思っています。もちろん、我が家のように室内の水槽に入れる場合もあるでしょうが、今の時期はベランダ系が多いのかなと。)

一方、楊貴妃メダカの方は、かなり体格も良く、十分に成熟していることが分かります。
ここまで大きいと、多少の環境変化には耐えられる体力も見込めますし、何より、すぐにでも繁殖行動を起こす可能性が高いので、夏の一番いい時期での繁殖が期待できます。
(今から小さなメダカを成熟させ産卵させると、稚魚が産まれるのが秋口になってしまうことでしょう。気候や時期によっては稚魚がうまく育たない可能性もあります。)

さて、ここまで長々と書いてきましたが、つまりは「値段が安い」だけでお買い得と思いメダカを購入するのではなく、ちゃんとメダカの状態を見て判断してはどうだろうか?と思うのです。

もちろん経験と環境があれば、仕入れ回転の速い小さなメダカも選択肢に入れて大丈夫でしょう。
まだまだ環境が整っていないのであれば、あえてそういった個体を選ばず、成熟して体力のある個体と選ぶこともありだと思います。

最近、夏休みの自由研究のためか、子供連れでa href="https://rpx.a8.net/svt/ejp?a8mat=25R9P0+JNBQQ+2HOM+BWGDT&rakuten=y&a8ejpredirect=http%3A%2F%2Fhb.afl.rakuten.co.jp%2Fhgc%2Fg00qtmn4.2bo11374.g00qtmn4.2bo12f46%2Fa13060207673_25R9P0_JNBQQ_2HOM_BWGDT%3Fpc%3Dhttp%253A%252F%252Fitem.rakuten.co.jp%252Fauc-a-avenue%252F00009606%252F%26m%3Dhttp%253A%252F%252Fm.rakuten.co.jp%252Fauc-a-avenue%252Fi%252F10007566%252F" target="_blank" rel="nofollow">水槽セットやビオトープセットと共にメダカを購入していく方を多く見かけ、ふとこんなことを思ったのです。
メダカも立派に生きていますので、最後まで生きてほしいのと思うのです。

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