沖縄でメダカの遺伝子汚染が進んでいるらしい!
先日、Yahoo!ニュースでメダカの話題が載っていたので、珍しいと思い読んでみました。
沖縄メダカが絶滅の危機?
記事によると、どうやら「沖縄メダカ」の遺伝子汚染が進んでいて、純粋な種が減っているということのようです。
メダカの遺伝子汚染?
メダカには出生地によって遺伝子の内容に差があるらしく、それで「どこのメダカ」を特定できるのだそうです。
東北〜北陸では「キタノメダカ」、関東以西では「ミナミメダカ」、今回話題になっている沖縄、奄美では「琉球型」などあります。
そういえば、「横浜メダカ」の配布があったとか聞いた覚えがありますので、もっと細かく分かれているのでしょうね。
で、これら遺伝子情報が異なるメダカが交雑すると、元々と違った遺伝子情報のメダカが産まれてしまいます。
皆さん知っての通り、メダカは沢山繁殖しますので、あっという間にそれが広がってしまうのですね。
僕らにできること
メダカだけではありませんが、元々いたところ以外に放したりしないこと、これに尽きます。
メダカの場合、レッドリストに登録され、絶滅が危惧されるために各地でメダカの放流が行われたという歴史がありますが、この遺伝子汚染はその時に広がったとも言われています。
やむを得ない理由での放流だったのだろうと想像はできますが、やはりしないで良いものはしない方が良いですよね。
皆さんも飼育している生き物を、むやみに放さない様に気をつけましょう。
ではでは。