【ブクブク】メダカビオトープにフィルターは必要か?
2020/04/16
ビオトープを楽しんでいますか?
庭やベランダのちょっとした癒しスポットにビオトープ作りは人気ですが、皆さんはビオトープに濾過フィルターを付けていますでしょうか?
濾過フィルターとは?
一番イメージしやすいのは「ブクブク」です。
金魚の水槽に入っている、六角形の白い物体。あれも濾過フィルターのひとつです。
濾過フィルターは、用途や性能によって色々ありますが、目的はひとつ「水を綺麗に保つこと」です。
詳しい説明は大部分カットしますが、もし水槽のような閉鎖空間でメダカなどを育てると、排泄物や食べ残しなどで、徐々に水が汚れて行きます。
それをスポンジのような物理的な物と、バクテリアの力で綺麗にするのです。
ビオトープには濾過フィルターは必要か?
そこで今回の本題、ビオトープに濾過フィルターは必要か?ということですが、個人的な結論から言えば「好みでどうぞ」です。身もふたもないですがw
僕のビオトープには「ブラックホール」という炭由来の吸着剤が沈めてあります。
元々はビオトープの水が黒くなってきたから入れた物ですが、改善した今でも入れっぱなしです。
というのも、炭は小さな穴が沢山空いていて、バクテリアの繁殖に効果が高いということなので、上で書いたように「バクテリアによる濾過」を期待しているからです。
一方、近所のビオトープには、ブクブクを入れているところがあります。
こちらのビオトープの水はびっくりするくらい透明です。もちろんメダカも元気に泳いでいます。
つまり、しっかりとした濾過フィルターを入れても入れなくても、ちゃんと手入れさえしていればメダカは元気に育つと思えるのです。
例えばこんな使い分け
我が家のように、設置場所が完全に野外で、週に1度は水をザブザブ入れられるような環境であれば、多分濾過フィルターは不要です。
水の入れ替えを定期的にすることが、フィルターと同じように水質改善をしてくれるからです。
一方、アパートやマンションのベランダなどに設置しているビオトープで、中々そんな感じにできない場合は濾過フィルターがあったほうが安心かもしれません。
後は「澄んだ水でビオトープをしたい!」という人も濾過フィルターを入れた方がいいでしょう。
濾過フィルターを設置するにあたり1つ注意点は、「電源が必要なこと」です。
野外にコンセントがあればそこから取れば大丈夫ですが、ない場合は室内から引っ張ってくるとかしないといけません。
昔はエアコンの配管のところから通したりしたのですが、今は窓の隙間を通すことができる薄いケーブルがありますので、これを使うと良いと思います。
人にもメダカにも快適なビオトープライフになりますように。
ではでは。