RocketBookは「人生最後のノート」になり得るか?デジタルとアナログが心地よく融合したノート!
Amazonの初売り期間に「RocketBook(ロケットブック)」を買いました。
RocketBookとは?
一言でいえば「消して何度も書けるノート」です。
ツルツルとした加工が施されたノートなので、水性のフリクションボールペンで書くと濡れティッシュや濡れタオルで消すことができるというもの。
それだけだとホワイトボードと変わらないですが、専用のアプリを使うとメールやGoogleドライブなどのクラウドサービスにスキャンしてアップロードすることができ、手書き情報のデジタル化&保管が一気にできるという優れもの。
スキャン性能は高く、アプリを起動してノート全体を画面に入れると勝手にスキャンしてくれる。
その際、ノートのゆがみ補正も自動で行ってくれるので楽ちん。以前にスキャン用のアプリを使って同じようなことを行っていたことがありますが、このゆがみ補正が面倒でした。
また、複数ページを一度にスキャンすると1つのPDFファイルにまとめてくれるのも好印象。PDFがバラバラですと見返すときに面倒ですからね。
購入内容
先ずは外観。きちんとした袋に包装されています。
袋表面には使い方などが色々と記載されていますが、日本語マニュアルも付いていましたので安心です。
そうそう、アプリは英語しかないですが、簡単な英語ですし日本語マニュアルもあるので使うのには困らないと思います。
袋を開けると、中にはこれらが入っています。
RocketBook本体、フリクションボールペン1本(黒・0.7)、タオル
RocktBookは「手帳サイズ」を買いました。持ち運びにちょうど良い大きさで、かつメモ帳まで小さくないのでビジネスシーンにもプライベートにも使いやすいサイズ感です。
フリクションボールペンはノック式ではなくキャップ式のものです。なにやらタトゥチックなデザインがあるので好みが分かれそうですが、普通に市販されているフリクションであれば使えますので買い換えても良いかと。
僕は日ごろからフリクションペンを愛用しているので、そのまま使えるのがとても助かります。
タオルは濡らして書いたものを消す用に使えます。普通のタオルなのでハンドタオルにしても良いと思います。
で、実際に書いてみました。
確かに普通のノートと比べツルツルしているので独特の書き心地ではありますが、それほど違和感なく書けます。
ノートに染み込まないためややフリクションペンの乾きが遅めですが、普通に書くくらいのペースであれば「ビシャビシャに滲む」ということは無さそうです。
ノートのページ自体は普通の紙と同じくらいの薄さなので、その点でも違和感はありません。
アプリで取り込みもしましたが、ノートにかざすだけで自動的に取り込んでくれるので楽ちんです。
取り込みごとにメールにするか、クラウドサービスに送るか、あるいはどちらもか、を選ぶこともできますが、ノートの下にあるマークをチェックしておくとその手間のスキップして全自動でアップロードしてくれます。これは本当に楽。
結論、買いなのか?
個人的には「買い」です。
仕事柄ノートは欠かせないアイテムですし、プライベートでも色々な勉強をするときにもノートは必須ですが、用途ごとに使い分けると面倒なんです。
とりあえずInputはRocketBooKからだけにして、アップロード先を用途によって分ければとてもスマートです。
また、どうしてもアナログのノートに書いたものは見返すことが無くなってしまいがちです。とはいえ捨てるに捨てられない事態になったりするし。
一旦デジタル化しておけば、タグをつけたりフォルダ分けをすることで必要に応じた検索ができ、過去の蓄積を活かし続けることが可能です。蓄積と応用はノートの本来あるべき姿だと思いますので、このサイクルで使えるのはとても画期的かと思います。
唯一の欠点は「消さないといけない」ということですね。
人によってですが、僕の場合は1週間くらいは消さないで書き溜めて、一気にスキャンをして消すというサイクルが合っています。
スキャンは複数ページをまとめて1つのPDFにできるので関連するページを一度にスキャンした方が見返すときに良いですし、RocketBookは36ページありますので足りなくなることはまず無いです。足りなくなったら数ページだけスキャンして消せば良いだけですし。
普段ノートを使う人にはとても良いアイテムかと思いますので、もしよければ使ってみてはどうでしょうか。