水槽の調子が良いのは、やっぱりろ過を見直したおかげ?改善方法を教えます!
2020/04/10
早いもので、2014年も暦上は「秋」になりました。
とは言えまだまだ暑い日が続きますので、メダカにとっては繁殖の良い時期です。
ベランダでビオトープをしている方は、この時期、水の蒸発と水温に注意したいものです。
気温が高いことと、熱せられたベランダの熱で、蒸発は思ったより早かったりします。
前の記事で、ベランダのビオトープにメダカの稚魚が産まれていたことを書きましたが、このような暑さのなかでも、スクスクと大きくなっています。
(メダカは成熟するまで3カ月ほどかかりますので、まだまだ稚魚ではありますが)
今の我が家のベランダビオトープの様子です。
全体なのでわかり辛いですが、拡大すると稚魚を発見できます。
ウォーリーを探せみたいに、探してみてください(笑)
さて、我が家では、ベランダの他に室内の水槽でもメダカを飼っていますが、こちらも最近は産卵をしはじめ、調子が良さそうです。
振り返ってみると、この水槽は、だいぶ調子が悪く、メダカが長く居着いてくれなかったのですが、ひとつ改善をしたことで、大きく調子を取り戻しました。
それは何かというと、「フィルターの見直し」です。
具体的には、水作のニュースペースパワーフィットの給水口に、コトブキのダブルバイオ(Wbio)を置いて、実質的なろ過材の増量をしました。
即、効果があるわけではなく、バクテリアが住み着くまで、多少の時間が必要ですが、やはりろ過材が増えた事での安定性は感じます。
また、ニュースペースパワーフィットを、ダブルバイオの上に乗せた事で、排出口が、水面より高くなり、落水による酸素供給量が増えた事も、嬉しい副作用だったと思います。
ニュースペースパワーフィットの設置状態と、落水による酸素供給具合を動画に撮ってみましたので、ご覧ください。
どうしても、閉鎖的なアクアリウムの環境では、色々なものが不足(あるいは過剰)になってしまいます。
酸素もそのひとつで、是非とも意識して供給したいものでもあります。
これは、魚だけに対してではなく、バクテリアに対しても有効だからです。
ろ過の最終工程を行う一部のバクテリア以外、意外と酸素を必要とする、いわゆる「好気バクテリア」がいます。
ろ過の能力アップには、このバクテリアの働きがなくてはなりませんので、彼らにプラスになる環境を整える事も大切なことです。