水槽にカビ?梅雨の時期には要注意!さあ水槽掃除だ!
2014/08/31
昨日の晩、水槽のメダカに餌をあげていた時に気付いたのですが、なんか、水槽の壁面に「カビ」のようなものが・・・
白くホワホワした感じ。間違いなく白カビですね。
実はアクアリウムとカビは意外と関係性があるのです。
アクアテラリウムという、陸地と水辺を水槽の中に再現するものがあるのですが、常に湿った環境で、なおかつ水槽という気密性の高い入れ物のため、よく陸地部分にカビが生えてしまいます。
(陸地の部分には、多くの場合「流木」を使いますが、その流木に付着していたカビの胞子や、部屋から舞い込んだカビの胞子が原因でしょう)
とにかく、アクアリウムはいつも湿気の多い状態となりますので、特に今の季節はカビやすいように思います。
更に我が家の場合、イモリの足場の関係で、水面を15cmから20cm程度、水槽の縁から下げています。
この下げた部分が「半乾き」状態となり、カビに狙われるようです。
先の震災以降、地震に備え水面を下げた方も多くいらっしゃるかと思いますが、そこの部分は要注意です。
さて、このカビは一体どういったものなのでしょうか?
カビ博士ではないので、正確なところは不明ですが、恐らく「水カビ(ミズカビ)」ではないでしょうか。
アクアリウムの世界では「水カビ病」で有名ですが、胞子自体は水中を漂っていて、流木などの有機物に付着すると、それを分解しながら繁殖します。
見た目は白い綿埃みたいな感じです。
これが弱った魚や傷ついた魚に発生するのが水カビ病です。
我が家には、イモリの足場用に枝状の流木を入れていますので、その辺りから発生しているのかもしれませんね。
水カビ病は発生していない(今までも発生なし)なので、生体については大丈夫だと思います。
とはいえ、やはり見た目がマズいし、コケも酷いことになってきているので、コケ掃除ついでに取ってしまいましょう。
我が家でコケ掃除にはこれを使っています。
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広い面は大きい方のブラシで、力を入れたい場所や、細かな部分は小さい方のブラシを使います。
大小の2本セットでしたが、今のところ大きい方のブラシだけでも十分ですね。
小さい水槽でしたら、小さい方のブラシも活躍するでしょう。
掃除はこんな感じで。
で、完了。ピカピカになりました!
アクアリウムは生き物や水草を育て、増やすことの楽しみの他に、やはり「眺めて楽しむ」も大きな楽しみの1つですから、いつも綺麗にしておきたいものです。
それに、綺麗な水槽を維持できていれば、もっとアクアリウムに興味や関心を持ってくれる人も増えると思います。
まだまだ梅雨の時期が続きますが、雨で外出ができないときにでも、ちょっと水槽の掃除をしてみてはいかがでしょうか?