体が固いけどテコンドーはできるか?

特にテコンドーはその足技の豊富さから「柔軟性」と切っては切れない関係にあることは事実だと思います。

しかし、体が固いからといってあきらめる必要は、これっぽっちもありません。

なぜなら、私も体が固いからです。
でも2段取れましたよ。

どのくらい固いかというと、180度開脚なんて完全に無理。100度くらいがせいぜいといった感じです。

何度も言いますが、それでも2段取ってます。

もちろん、体は柔らかいに越したことはありません。
固いということは、それだけで「怪我」のリスクが高いのは間違いありませんので。

実際に私も、太ももの内側の筋を何度か損傷をしています。
体が固いにも関わらず、無理をして伸ばしたためです。

「体が固いと上段蹴れないでしょ?」
この疑問はもっともです。私自身、そう思っていました。

ですが、固いなら固いなりの『蹴り方』があります。大丈夫です。
(まだコンテンツができていませんが、「蹴り」と言うカテゴリーで詳しく説明する予定です。お楽しみに!)

また、「開脚」は脚を横方向に開く動作です。

この動作が大事な蹴りは、
 ・回し蹴り
 ・横蹴り
このくらいです。
もちろんバリエーションは色々ありますが、大きくはこの2種類の蹴りが開脚の善し悪しに関係しています。

他の蹴りは「前後」の動きの方が大切になってきます。

人間の体は、この「前後」には意外と開くようになっています。
日頃の動きを思い出してもらえれば分かりやすいですが、歩いたり走ったり、ちょっと段差を越えたり、全て「足を前後に開いて」いますよね?

筋肉は使われない部分がどんどん動かなく(伸びにくく)なっていくものですが、前後に足を動かす動作は、毎日行っているため、動かしやすい状態になっているのです。(年齢や個人差はあります)

で、テコンドーの蹴りも、回し蹴りや横蹴りを除けば、この「前後の動き」が大切なものです。

そう、お分かり頂けましたでしょうか?
体が固いといっても、それはあくまで「開脚」「横の動き」の話です。

「前後の動き」はほとんどの人は問題なくできます。経験上、できています。

ですから、体が固いと思い込まずに始めてみてはどうでしょうか。

RP

RP

関連記事

ふくらはぎステップ

跳ねるステップか、すり足か?

テコンドーのオーソドックスな構えは、左足前で半身になり、軽くステップす...

記事を読む

猫キック

テコンドーは強い?弱い?

インターネットでは、よく「テコンドーは弱い」と書かれていることがありま...

記事を読む

no image

テコンドーの練習ってどんなことをするの?

テコンドーの練習内容は、教えてくれるところや参加者の顔ぶれ、レベルによ...

記事を読む

no image

練習の頻度はどのくらい必要?

この質問の答えはとても難しいです。 テコンドーをはじめる方の運動歴や...

記事を読む

新着記事

ふくらはぎステップ

跳ねるステップか、すり足か?

テコンドーのオーソドックスな構えは、左足前で半身になり、軽くステップす...

記事を読む

体重移動

体重のかけ方は「前より」か「後ろより」か?

普段の練習の時に、自分がどのように両足へ体重をかけているか、考えたこと...

記事を読む

カウンター

カウンターは「引込んで打つ」!今日から始めるカウンター

テコンドーの練習では「組み手(キョルギ)」は避けて通れないものです。 ...

記事を読む

konnyaku

硬い体を柔らかく!ストレッチのすすめ

テコンドーはキック(蹴り)の格闘技ですので、体が柔らかいに越したことは...

記事を読む

猫キック

テコンドーは強い?弱い?

インターネットでは、よく「テコンドーは弱い」と書かれていることがありま...

記事を読む

コメント/トラックバック

トラックバック用URL:

この投稿のコメント・トラックバックRSS




管理人にのみ公開されます

RP

ふくらはぎステップ
跳ねるステップか、すり足か?

テコンドーのオーソドックスな構えは、左足前で半身になり、軽くステップす...

体重移動
体重のかけ方は「前より」か「後ろより」か?

普段の練習の時に、自分がどのように両足へ体重をかけているか、考えたこと...

カウンター
カウンターは「引込んで打つ」!今日から始めるカウンター

テコンドーの練習では「組み手(キョルギ)」は避けて通れないものです。 ...

konnyaku
硬い体を柔らかく!ストレッチのすすめ

テコンドーはキック(蹴り)の格闘技ですので、体が柔らかいに越したことは...

猫キック
テコンドーは強い?弱い?

インターネットでは、よく「テコンドーは弱い」と書かれていることがありま...

→もっと見る

PAGE TOP ↑