テコンドーで早く上手くなるためのコツ
私は小さい時に空手をしていました。
20代はテコンドーを、30代にはジークンドーを習っています。
このような経験から、「早く上達するコツ」を見つけましたので、皆さんと共有したいと思います。
1つ目は『練習を休まない』です。
練習の頻度は問題ではありません。週に1回でも2回でも。
大切なことは『休まない』こと。
上達するには練習を重ねるしかありません。
練習の間隔が空けば空く程、それまで積み重ねたものがどんどん崩れてなくなっていきます。
また、上達する過程において「苦しい」練習も乗り越えなければなりません。
練習をさぼってしまうような心の弱さは克服しないといけません。
「今日は休みたいな」「友達と遊びたいな」と言う気持ちが出た時は踏ん張り時と思って下さい。
2つ目は『メモを取る』こと。
結構やっている人は少ないのですが、これは意外と大切なことです。
練習の時、先生が話したことの中には、とても大切なアドバイス、エッセンスが含まれています。
また、自分で身体を動かす中で「気づき」が生まれるはずです。
(ああ、こうすればいいのか!とか、これではダメだった)
そういったものを、休憩時間や練習後に書き留めるようにしましょう。
人は忘れやすい生き物ですので、その時は分かったと思ったことが、家に帰って自分で練習しようとすると忘れてしまうことがあります。
それに、伸び悩んだときに原点に立ち返る時にも役に立ちます。
これは是非やってほしいことです。
3つ目は、一見バカらしく聞こえるかもしれません。
『対人格闘ゲームをひたすらやる』です。
おそらく、こんな話は今まで聞いたことが無いと思います。
実際、私も経験するまで信じられませんでしたしね。
私の場合「鉄拳5」を、徹夜で友人と対戦し続けました。
数百試合はしたと思います。
この時はただの「大学生のよくある日常」にすぎませんでした。
効果があったのはスパーリングの時です。
お互いに見合った状態から、相手が動き出すタイミングが分かるようになってました。
うまく言葉にできないのですが、攻撃に転じる呼吸、我慢が切れるタイミングが分かる感じです。
それ以降、私の得意とするのはカウンター攻撃となりました。
今でも変わらずにそうです。
ここからは推論ですが、ゲームとはいえ生身の人間を相手にスパーリングの疑似練習を繰り返した結果、人が攻撃に転じやすい『間』のようなものを覚えたのだと思います。
マトリックスの映画で、脳に直接データを流し込み格闘技の練習をしたのと似ていますね。
はっきり言って、こんな方法を勧めている人は誰もいません。
ただ、私の経験的に効果があった方法であることは間違いありません。
1つでも実践できるものがあれば、練習に取り入れてはいかがでしょうか。
RP

2013/09/29 | 練習
RP
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