KLX125 デルタバレル4S(Delta Barrel 4s)マフラーに交換した!
KLX125のマフラーが郵政カブそっくり問題を解消すべく、マフラーをデルタバレル4s(Delta Barrel 4s)に変更しました。
結論、中速域が走りやすくなって交換してよかった。
開封と交換と
もう絶版になった車種なので今更感が満載ですし、検索すれば同じようなことをしている人はたくさんいますが。
デルタバレル4SはAmazonで購入。定価はたしか4万円ちょいで、多少値引きされて3万円台後半くらいが販売価格のはずですが「在庫1」で32000円のものがあり即購入。
販売も配達もAmazonだったので何かあったら返品すればいいやくらいの軽い感じで注文しましたが、届いたのは問題なしの美品でした。(新品だから当たり前)
取説にも「DELTA Barel 4S」とKLX125 '10-の記載。僕のKLX125は2016モデルなので適合。
この手のブログでは恒例の「取付前」の状態。弁当箱と揶揄される車体に似合わない大きなマフラーが鎮座しております。
ボルトを外したりなんやかんやで純正マフラーをサクッと取り外し。ねじが固着していたところがありましたが、軽くハンマーでひっぱたいたら取れました。よかった。
マフラーが外れたKLX125です。軽やかな感じでいいですねぇ。
デルタバレル4Sの「S」はサイレンサーのS。こんな感じで消音機がマフラー内部に溶接されています。
これにより政府の基準値以下の騒音レベルが実現されているのですね。
それと、交換にはジョイントガスケットが必要です。僕は純正品ではなく社外品を買いました。何の問題もありません。
ガスケットをデルタバレル4Sにさしこんで、外したのとは逆手順で組付けます。
O2センサーの取り付けが面倒でしたが、特に迷うこともなくサクッと取り付け完了。(できたらO2センサーはコネクタから外してフリーな状態にした方がやり易いとおもいます)
最後にカバーを付けておわ・・・り?カバーを・・・つけて・・・?つかない??
というハプニングが最後の最後にありましたが、なんてことは無く、シートを固定するボルトがマフラー固定を兼用するようになったために、サイドカバーの切り欠きに入らなくなってしまっただけでした。
ナイフで削って解決。
一応ポン付けOKなのですが、ウインカーとのクリアランスがやばいくらい狭い。
(しばらく走ってみたら、案の定マフラーのエンドピースに軽い傷がついていました。ビニールテープをウインカーの下側に貼って保護しました)
交換してみての感想
純正の音も静かで悪くないんですが、どうにも郵政カブっぽい音がかっこ悪かったのと、音が静かすぎて気づかれにくいなぁと思っていたのが解消されました。
低速で走ると「パパパパ」という小気味よい排気音がして、色々な意見があるようですが個人的には好きな音です。
排気音自体は純正より大きくなりますが、とはいえ耳障りというほどの大きさでもなくちょうど良いです。
トルクに関しては、あきらかに1速のエンジンブレーキが弱くなりました。
純正マフラーの時は、1速でアクセルをオフにするとエンストするくらいまでガッツリ速度が落ちるのですが、デルタバレル4Sにした後は「ある程度の速度まで落ちてそのまま維持」という感じです。(うーん、わかりにくい)
中速域も走りやすくなりました。
純正マフラーの時は、1速1速引っ張って何とか60キロ+αの巡航ができるような感じでしたが、このマフラーに変えてからは、何なら1速余力を残して60キロ巡航ができるくらいの余裕っぷり。
ふけあがりが良くなったのか、1速でカバーする速度域の上限が伸びた感じですね。
アクセルをそれほど開けなくてもよくなったため、手のしびれるような振動もかなり軽減しました。
今更このマフラーをつけようと考える人がどれくらい居るかわかりませんが、何かの参考になれば。
DELTA(デルタマフラー) BARREL4(バレル4)-S サイレンサー JMCA KLX125(10-(EBJ-LX125C)) DL30-7411 |