雨と釣りの関係を考えてみる
釣りをする人によって、「雨の時は釣れない」と言う人と「雨の時はチャンスタイム」と言う人がいます。
僕はどちらかというと「雨の時は釣れる」派の方なんです。
いくつか理由はあるのですが、ひとつは「水面が乱れる」から。
魚は意外と目が良く、しかも「魚眼」と言われる高視界を持っています。
魚眼レンズで撮った写真は、周辺が歪む変わりに広い範囲の写真が撮れますが、まさにあの状態というわけです。
しかも、魚種にもよりますが基本的に臆病で、人の動きや、その物音に敏感に反応して逃げてしまいます。
一説によると、釣り場で比較的大きな声で話しているだけで、その音に怯えて逃げてしまうこともあるそうです。
しかし、それなりに雨が降ると、水面を雨が叩く音や水面が揺らぐことで目隠しとなり、これらの心配事が無い状態にしてくれます。
また、特に雨の次の日などは水が濁り、自然の目隠しを作ってくれます。
チヌ釣り等では、わざわざ撒き餌を使って煙幕による目隠し状態を作ります。
理由は色々ありますが、1つには、仕掛けを隠し、違和感を感じなくさせるためと言われています。
(嗅覚のみで餌を探すように仕向けるということらしいです)
そういった意味でも、雨の時は釣りのチャンスタイムだと思うのです。
今日2016年4月28日は。茅ヶ崎では雨でした。
そして、明日からはGWが始まります。
さて、明日あたりは良い釣りを楽しめそうではありませんか。