テナガエビを活かして持って帰るための工夫
2020/05/03
魚の場合、「活き〆」をすることで良い状態のまま持ち帰ることができます。
テナガエビの場合は、おいしく頂くために「泥抜き」が必要です。
泥抜きとは、綺麗な水のなかでしばらく活かしておくことで、体内の泥を吐かせることです。
つまり「しばらく活かしておく」必要があるのですが、そのために「ブクブク付きのクーラーボックス」などを揃えなければなりません。
ブクブクだけ買うこともできるので、もちろん水汲みバケツでも代用できますよ。
僕の場合、家から10分位で釣り場につくので、そんなに重装備でなくても大丈夫だと思っています。
また、移動は自転車なので、あまりかさ張るのも避けたいところです。
運転にも支障がありますし、危ないですから。
泥抜きは、帰宅後にゆっくり行うことと割り切れば、とりあえず釣りをしている間に「死ななければOK」と考えることができます。
また、目の前の相模川はテナガエビの元々の住処なわけで、逃げないようにした上で、そこに戻しておけば何ら問題ないはずなのです。
海釣りでは「スカリ」という海に浮かべておく網状の袋があります。
釣った魚をそこに入れておけば、帰るときまで海の中で活かしておけるというものです。
海そのものを保存容器として使うので、水温だとか酸素不足だとか気にする必要がなくなります。
結局、テナガエビの場合も、このスカリのようなもので活かしておけば良いというわけです。
前置きが長くなりましたが、実はダイソーの園芸コーナーで、「保存袋」なる物を見つけてきました。
ナイロンネットを袋状にしたもので、巾着のように口を絞れます。
これに回収用の紐をつければスカリの完成です。
実は6/5のテナガエビ釣りの時に実際に使っていました。
この時は4匹のテナガエビが釣れましたが、このダイソースカリ(笑)に入れて、相模川に沈めておきましたが、帰るときまで活かしておくことができていました。
この日はリリースしましたが、持ち帰るときは、このままクーラーボックスや水汲みバケツにいれてしまえばOK。手軽です。
我ながら久々に良いものを作りました。