縁なしガラス水槽に蓋をする方法。これで割れない!コードが通せる!
2020/04/10
たびたびこのブログにも書いていますが、家にはイモリがいます。
イモリは「脱走の名人」と呼ばれるくらい、よく脱走する生き物です。
イモリの手足やお腹は、水分を利用してガラスなどの壁面に張り付くことができ、また流線型の体は意外と細い隙間でもくぐり抜けてしまうのです。
イモリを飼育している他の方のブログなどをみると、「脱走しました」「ホコリまみれで発見されました」などと書いてあったりします。
最悪は「ひからびてました・・・」とある場合があり、これはとても悲しくなります。
こんなイモリを飼育する場合、必ず「蓋」が必要になります。
手作りをする人もいるようですが、60cmや45cmなどの一般的な規格の水槽の場合、ぴったりサイズの蓋が市販されています。
(熱帯魚用と言うより、は虫類の飼育用品ですが。)
我が家でもこの「は虫類用の蓋」を利用していますが、これは金属でできているため、縁なしのガラス水槽に直接載せるのはちょっと抵抗があります。
ガツンとぶつけてしまえば水槽が割れてしまうかもしれませんし、蓋の上にライトなどをおけば、やはり水槽の負荷が心配です。
また、我が家では水作の「ニュースペースパワーフィット」やヒーター、底面濾過用の水中モーターを水槽に入れているため、その配線を外に出さないといけません。
市販の蓋を使うにしても、これらのことを解決しないといけません。
これが我が家で使っている蓋「ハープネット60」です。
で、何を工夫したのかと言うと、裏に秘密があります。
見辛いので、ちょっと拡大。
蓋の縁に「クッション」を張っているのです。
(我が家ではセパレータを使用しているので、そこの部分にも張っています)
これを張っていることで、水槽の縁に直接ぶつかることがないので、割れや欠けになることはありませんし、スポンジが圧力を分散してくれるので安心です。
また、コードについてもこのスポンジで解決です。
スポンジがいい感じで凹み、コードが通る部分を作ってくれます。
また、冒頭で書いたように、イモリが壁を登れるのは「水分」のためです。
スポンジはご存知の通り水分を吸い取る性質がありますので、イモリの脱走を止める手助けになります。
脱走といえば、メダカを始め熱帯魚が飛び跳ねてしまうことも、蓋があれば防止することができます。
メダカは比較的おとなしい魚ですが、水槽の広さや混泳している魚などによって、喧嘩や追いかけ回されて、不意に飛び出すことがまれにあります。
特に、水面を水槽の縁ぎりぎりまであげている場合は要注意です。
こういった不慮の事故を防ぐためにも、蓋をしておくと安心ですね。
ちなみに、この「ハープネット60」は縁がしっかりとしているので、ライトもしっかり載せることができます。
色も黒でシックです。おすすめです。