メダカの求愛行動を激写!餌を変えたら次々と産卵!?
2020/03/16
メダカの飼育本やインターネットの情報では「オスのメダカは、産卵可能なメスのメダカの前を泳ぐ求愛行動を行います」とありますが、皆さんはこの「求愛行動」を見たことはあるでしょうか?
メダカの産卵は明け方(明るくなりはじめた頃)に行われるため、この求愛行動は夜中に行われることが多いようです。
(求愛行動が行われた後、数時間後に産卵するのだそう)
多くの方は眠っている時間帯なので、知識としては知っていても、なかなかお目にかかることはないかもしれません。
また、ベランダのビオトープで飼育されている場合、なおのこと目にする機会は少なくなるでしょう。
私自身も、恥ずかしながらこのメダカの求愛行動(専門用語では「ディスプレイ」と呼ぶそうですが)を、自分の目で見たことがありませんでした。
それが昨日、ふと水槽に目をやると、何やらオスのメダカと、メスのメダカが寄り添うように泳いでいるではありませんか!
とっさに「ああ、これがメダカの求愛行動なのか」と思うと同時に、手元にあったiPhoneで撮影をしました。
本当にとっさのことだったので、iPhoeを縦に持ったまま撮影してしまい、パソコンで動画を見ると両端に黒い帯が表示されてしまうかと思います。
ご了承頂きつつ、早速、メダカの求愛行動(ディスプレイ)をご覧下さい。
本当に愛らしいくらい寄り添っていますね。
この数時間後、具体的には午前中に求愛行動が見られて、夕方にはメスのお腹に卵が付いているのを確認しました。
さて、実は我が家の水槽メダカは、なかなか産卵をせずに、結構やきもきしていました。
今回の産卵以前は、7月末が最終産卵でしたので、およそ1ヶ月近く産卵がなかったことになります。
いや、水槽にはメダカの他に、ネオンテトラが数匹いますので、ひょっとしたら食べられてしまっていたのかもしれませんが、観察をしている中では、卵らしきものは確認出来ていませんでした。
産卵を促すためには、次の点が大事だと言われています。
・日照時間:おおむね13時間程度必要
・オスメスの存在と相性:まあ、これは当たり前ですね
・水温:28度以上30度未満
・栄養:メスが卵を大きくするには沢山の栄養が必要です。1食でも逃すと産卵が止まると言われています
上記の上から3点はクリアしているので、おそらく産卵が行われないのは「栄養」が不足しているからかと考えました。
とは言え、毎日1回、欠かさずに餌を与えているし、メダカ達にはまんべんなく行き届いていることも確認しています。
ということは、餌そのものが産卵に必要な栄養価になっていない可能性があると思われます。
色々と調べてみると、どうやら「キョーリンのメダカのエサ 産卵・繁殖用」が良いことが分かり、すぐに近所のペットショップに買いに走りました(笑)
このキョーリン、色々をうさん臭いアイテムがたくさんあるアクアリウム業界において、玄人のアクアリストも信頼をしているメーカーなのだそうです。
というのも、よくある「バランスの良い配合」などのうたい文句について、ちゃんと実験を行い、ホームページなどで結果を公開しているため、内容物について信頼がおけるのだそうです。
やはり、自分たちのやることに誠実であることは大切ですね。
上で書いたメダカの産卵も、このキョーリンのメダカのエサ 産卵・繁殖用に変えた結果起こっています。
ただの偶然かもしれませんが、しばらくはこの餌を信じて与え続けてみようかと思っています。
もし、同じようにメダカが産卵しないことでお悩みでしたら、餌を変えてみてはいかがでしょうか?
2014/08/22 追記
今日も1匹が産卵をしていました。
餌を変えてから立て続けに産卵をしてくれて、本当に嬉しい限りです。
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