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ファミコンカラーの箱形懐中電灯をLED化した!明るい!

      2020/03/16

2年前に祖父が亡くなったことをきっかけに、実家の蔵を片付けがのですが、出るわ出るわ何か用途不明の部品群。

どうやらうちのひいじいさんは自転車屋をやっていたらしく、自転車関係の部品の様です。

その中で、1つ面白いものを見つけたので、親父に了解を取りゲットしてきました。
それがこちら。
懐中電灯 正面

懐中電灯なのですが、四角い箱形で上に取ってが付いている「ランタン」のような形と、ファミコンを思わせるようなレトロなカラーリングがたまりません!

外側にはスイッチが1つあるだけ。まるでアップル製品のようなシンプルさが何ともいい感じです。
懐中電灯 スイッチ

ひいじいさんが亡くなったのが30数年前。その前から蔵に眠っていたはずなので、もっと時間が経ったのでしょう。裏側の「ナショナル」刻印部分は塗装が剥げています。
これもまた良い感じのレトロ感です。
懐中電灯 裏側

中を開けると、単一電池が2本入るスペースがあります。
作りは「紙と金属」だけです。小学生でも分かるような単純な作りになっていますね。
懐中電灯 中身

さてこの懐中電灯、ずっと自転車屋と結びつかなかったのですが、最近になってようやく謎が解けました。

昔の自転車にはライトがついておらず、このようなランタン型の懐中電灯を自転車の前につけて利用していたようです。
当時の自転車には、この懐中電灯を取り付けるための「台」もあったとのこと。
ひいじいさんが持っていたことも、なるほど納得です。

良いものを貰ったとホクホク顔で帰って来たのですが、どうも全然明るくありません。
それどころか、ものの5分くらいで切れてしまいます。

電池の問題かと思い、交換をしてみてもだめ。
そうこうしているうちに、終いには点かなくなってしまいました(泣)

ま、間違いなく「電球の球切れ」でしょうね。
数十年も経っているのですから、あたりまえです。
(むしろ点いたことの方がビックリです)

インターネットで同じ電球を探したのですが、さすがに見つからず、かといって「ナショナル」はもう無いし。
どうしようかと思っていたのですが、どうせ同じ電球がないのなら、いっそのことLEDにしようと思い立ちました。
(こういうときは、大体思いつきで行動してしまうのです)

調べてみると、電球タイプのLEDはいくつも販売させているのですが、電池で十分に明るくなるものというと
あまりないようでした。
LEDは消費電力が少ないのですが、点灯させるためのエネルギーが結構いるらしく、豆電球型の上に乾電池で使えるものはあまりありません。大体が「デカイ」LED電球になります。

しかし、懐中電灯の大きさもあるのでデカイLEDは問題外です。

あれこれ探していると、こんなステキなものを見つけました。

4990(1個) E10 豆電球 LED 3V CoolWhite [OPDY-W54K8B31F] OptoSupply 3.2v 20mA 8500-18000K 25000-30000mcd

これです!探していたのは!
というわけで、早速注文をして、懐中電灯に取り付けてみました!

懐中電灯 点灯

おお!点いた!そして明るい!

LEDは照射角が狭いので、従来の電球用に設計された反射板ではダメ、なんてこともネットには書いてありましたが、そんなことは全くないですね。
実用上は問題ない感じです。
明るさ

じっくりと見ていると、何かに似ている気がしてきます。
はて、何だったか???
懐中電灯とアイアンマン

あ!アイアンマン!

この懐中電灯は、夜のベランダビオトープ点検の際に現役で利用しています。

産まれる前にひいじいさんは亡くなったので直接的には何も知りませんが、ひいじいさんが遺してくれた物ですので、ずっと大事に使っていきたいと思います。

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