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クローゼットの中にコンセントを増設するぞ!その1準備編

   

電気工事士の免許を取った大きな理由の1つである「1階玄関前のクローゼット内にコンセントを作る」をやろうと決心。

コンセント増設の狙い

狙いその1は「電動アシスト自転車などの充電器を置きたい」です。
玄関前という位置関係から電動自転車の充電ができると便利。ほかにも掃除機の充電ができるというのもうれしい。

狙いその2は「除湿器を置きたい」です。
1階の北側なのでどうしても湿気がたまりやすく、クローゼットの中はカビやすいんです。
実際、クローゼットの中に置いてあった収納(木製)はカビに全身をやられ廃棄しています。今はスチール製のラックに変えています。
それでも収納している布製の製品などはカビの脅威にさらされているわけで、それを解消するために24時間除湿をしたい。そのためにコンセントが必要。

ちなみに除湿器は前に書いたこれです。小さくて省エネなので24時間動かしっぱなしでもほとんど電気代もかかりません。

ペルチェ式の除湿器を買った!快適な部屋へまた一歩近づいた!

日中はクローゼットを閉じた状態でクローゼット内の除湿。夜はクローゼットを半開きにして玄関ホールもまとめて除湿という算段です。
(玄関まわり、特に下駄箱がカビやすいのはどの家庭も共通の悩みかと)

あとは副次的に、釣り道具(ソナーとか)の充電もできる。いいね。

まずは調査と準備を

コンセントを増設するとなると、
 1.ブレーカーから新規にケーブルを引く
 2.すでにあるコンセントから分岐(「渡り」って言うやつ)する
の2通りがあるんだけど、今回は2の渡りを取る方法で実施。

実は前にお風呂の天井裏に用途不明のコンセントがあることがわかり、今はWi-FiのAPを設置しているんですが、今回はここから渡り線をとる予定です。
というのも、ちょうどクローゼットとユニットバスが隣同士になっているので、多分天井裏からケーブルを通すのが楽。かつ、ユニットバスには天井裏へアクセスできる点検口がついているので都合がいい。という理由です。

前準備として、「本当にケーブルが通るか」「ケーブルが通るとして、引っ張り上げるための導通線を通しておく」の作業をしておきます。

では、作業開始

今回アクセスするのはユニットバスの天井の点検口です。どのユニットバスにもついているはずです。本来は換気扇の点検のための穴だと思います。
ユニットバスの点検口

これが発見したコンセントです。今はTpLinkのAPを差してWi-Fiの弱い所にも電波が届くようにしています。(あんまり役に立ってないけど(笑))
発見したコンセント

ちょうどいい棒がなかったので、お風呂場に付ける物干し棒の先に輪っかを付けます。はじめはこんな感じでビニル紐で輪っかを作ったのですが、これだと滑りがわるいので後で100均のカナビラに変更しました。これは金属製のリングの方がいいと思います。
通線用の道具

で、紐を通して100均のネオジウム磁石を先に付けます。
磁石をつける

100均で4つ入りの大きさのを購入しました。はじめはケチって2つくらい付けましたが、結論としては4つ全部付けたほうがいいです。理由は後程。
ネオジウム磁石

それと紐も写真ではビニル紐ですが、これも滑りが悪いので最終的には細いナイロンロープを使いました。タコ糸とかでも大丈夫だと思います。

写真にはとっていなかったんですが、先端には磁石の他に釣り用の重りもつけました。手持ちにサイズがあまりなかったのもあり8号を使用しました。

そこまでできたら準備OKです。
点検口から狙いの方へ棒を突っ込み、磁石と重りのついた先端をクローゼットの壁の中に落としていきます。
あとで壁に穴をあけてからわかるのですが、実はクローゼットの壁内には筋交いが入っていたのでスムーズに落ちていきませんでした。
なので、軽く「落としたり巻き上げたり」をトントンと繰り返し、ストンと落ちるところを探る感じになります。
それを何度か繰り返すといい感じに入っていくと思いますので、いいところまで落とせたら一旦ストップしてクローゼットの方に移動です。

本当に通ったの?

ここで必要になるのは「方位磁石」です。
方位磁石を壁に付けながら左右上下に探っていくと、磁石&重りが落ちたところで何かしら反応があるはずです。(針が逆を向いたり、1点を差して止まったり)
おおよそですがこれで紐の先端の落ちぐあいを確認することができますので、これをしながら良いところまで紐を通します。
そうそう、上で「磁石をケチるな」と書いたのはこのため。石膏ボードは意外と厚みがあるので磁石が弱いと反応もわからなくなるからです。

準備はここまで

ということで事前準備はここまで。
紐はどこか行かないようにユニットバスの天井裏にまとめておき、物干し棒は外して、点検口の蓋をしておきましょう。
次は実際に壁に穴をあけてケーブルを通して接続して完了。

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