充電ケーブルは「純正品」を使わないと使い物にならない!
KLX125が家に来たのが2月。あれから3ヶ月が経ち、ブログでも書きましたが色々なところに行ってきました。
僕は重度の方向音痴なので、いつもスマホをナビ代わりにしています。
ナビをしながらだとすぐにバッテリーが無くなってしまうので、KLX125にはUSBの充電ポートをつけています。
この「バイクでスマホを充電しながら走る」時にちょっとした注意が必要なことがわかりました。
もし知らないでいると、最悪の場合、出先で充電できずにスマホのバッテリーがなくなり、迷子になる可能性があります。
(もちろん実体験ですw何とか生還しましたけどw)
充電ポートの「アンペア」に注意!
さて、もし自分のバイクに充電ポート(電源)をつけているのであれば、それが何アンペアで充電するタイプか把握していますでしょうか?
もしも「1.5アンペア以上」であれば、これは要注意になります。
ちなみに僕のバイクに付けているのはこのタイプです。
2個USBの充電口がついていて、それぞれ2.1A流れるタイプですので「要注意」となります。
さて、何が要注意なのでしょうか?
その充電ケーブル、大丈夫?
先に言っておきますが、充電ポート(電源)が悪いという話ではありません。
事実、僕自身も2.1アンペアの充電ポートで全く問題ありませんので。(スマホはiPhone6Sです)
問題は「充電ケーブル」の方です。
初め僕は「どうせバイクで過酷に使う物だから」と、ダイソー(100均)の安いLightningケーブル(ライトニングケーブル)を使いました。
純正品は正規に買うとそれなりに高いですので、もったいなかったのです。
あれは宮ガ瀬ダム湖に行ったときです。
初めは問題なく充電ができていたのですが、途中でコンビニに寄った時からまともに充電できなくなりました。
充電が断続的に切れるようになり、最終的に「サポートされていないアクセサリ」とか何とかメッセージが表示されて、以後一切充電できなくなります。
iPhoneを再起動すると一時は直るのですが、すぐに同じ状態になってしまいます。
その日はバッテリーを極力抑えながら、あとはバイクのキーホルダーにしている方位磁石を頼りに何とか帰って来れましたが、万が一縁もゆかりも無い遠方でこんなことになってしまったら大変です。
急いで原因を調べてみました。
すると、僕がダイソーで買ったlightningケーブルですが、何と「1.5アンペアまで」しか使えないものと言うことがわかりました。
試しに純正のライトニングケーブルに変えてみると全く症状が出ません。
この後行った丹沢湖ツーリングでは純正ケーブルを使いましたが、やはり再発はしませんでした。
やっぱりダイソーの安いlightningケーブルが犯人のようです。
そもそもlightningケーブルには認定がある?
ダイソーのライトニングケーブルを見てもらうと分かりますが、充電端子が片側しかありません。
また、データ通信には対応していません。
なんてことは無い、「なんちゃって」なんです。
実はライトニングケーブルには「アップルの認定(Apple MFi認証)」と言うものがあり、少なくとも純正品と同等の品質があると認められたものには、この認定がついています。
で、純正のlightningケーブルは、2.1アンペアの電流を流しても問題ないように作られています。
最近はスマホのバッテリー大型化にともない「急速充電」が当たり前になっていることもあり、大きな電流にも耐えられるケーブルになっているのですが、ダイソーのような安物(なんちゃって)ケーブルの場合は、この基準値が低く、かつ電気の流れ方も不安定に作られているそうです。
それで、宮ガ瀬ツーリングの時は、初めはたまたま調子が良かったところ、一度エンジンを停止したことを切っ掛けに不安定になり、上手く充電できなくなったと思われます。で、最終的には「サポートしていない・・・」となったわけです。
アップル純正でなくても認定がついているものであればこんなことはありませんので、安心してスマホナビを使うためにも、ぜひとも「良いケーブル」を使うことをお勧めします。
出先でいきなり充電不良になると、ホント絶望感が半端無いですから(涙)
ではでは。
※信頼の高い充電バッテリーでおなじみの「Anker」からもlightningケーブルがでています。
1000円もしない安さで、防弾チョッキと同じケプラー素材を使っているものなので、とてもおすすめです。
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