わんちゃん&ねこちゃんの死因に多い腎不全は要注意 闘病記③
うちねこぽぽちゃんの腎不全の闘病記です。
今までの経過はこちらを参照して下さい→闘病記① 闘病記②
8月2日に退院してからしばらくは少しずつ食べるようになって安心していました。
問題は、腎不全からの脳症なのか別の疾患として脳にも問題があるのか分かりませんが、運動障害が続いています。小脳の障害のようで、距離感が分からず水の中に頭を突っ込んでしまったり、上半身を起こすと頭がふらふらとします。また、下半身に麻痺があり立ち上がることができなくなりました。なので、おしっことうんちはペットシートの上に寝たまま垂れ流し状態になっていまいました。そこで、おむつをすることにしたのですが、ペット用おむつはビックリする程高かったので、人間の赤ちゃん用を使うことにしました。私が使ったのは、パンパースのSサイズです。
このようにしっぽ用の穴をハサミで切って、中の吸収体ビーズが出てこないようにテープで切った部分を覆いました。ぽぽちゃんは3kgなのですが、パンパースのSサイズでも大きい感じがしたので、もう1つ小さいサイズの新生児用でも良かったかもしれないです。ただ、そのおむつメーカーによってサイズ感が少しずつ違うようなので気をつけて下さい。ちなみにパンパースは他のメーカーに比べて若干小さいようです。
ちなみに、サイズ感が不安だったので【LOHACO】by Yahoo!×ASKULでパンパースの無料サンプルを頼んで試してみました。
こんな感じで履いてくれています。
8月5日
お尻を洗ってドライヤーをしていると、急に瞳孔が開いたようになり、よだれを大量に垂れ流して、明らかに様子がおかしくなりました。30分程声をかけながら様子を見ていましたが、呼吸が荒くなり苦しそうな様子も出てきていたので、急遽夜間診療を受けました。
結果、診断はてんかん発作でした。
ぽぽちゃんの場合は腎不全があるので、今メジャーになっている新しいお薬は使えないとのことで、「フェノバール」という昔からの典型的な薬を使っていくことになりました。しかしフェノバールは血中濃度が安定するまでに2週間程かかるため、最初の1週間程はもう1種類の即効性のある薬と併用しました。
8月6日
2回目のてんかん発作です。夜中に始まり、朝方まで4時間程続き徐々に収まっていきました。
8月9日
3回目のてんかん発作で、今までの中で1番酷く8時間程続きました。今思えばペットボトルを潰した音に反応して発作が始まったように思います。実際に、特定の高い音に反応しててんかん発作が起きることがあるようです。この発作以降は、なるべく高い音を出さないように注意して過ごすようにしています。
また、今回の発作は猫の知覚過敏症(Feline Hyperesthesia Syndrome)のような症状も出て、近くを歩くだけで攻撃的になり恐すぎて近づけないため、あまり刺激しない方が良いのかなと思い、タオルをかけて、ぽぽちゃんが見ることや聞こえることを遮断するようしました。そうすると、徐々に落ち着きを取り戻していきました。
腎不全の値はBUN50、CRE1.6と落ち着いていますが、その後も貧血が改善せずに造血剤の注射をしたり、吐き気が出て吐き気止めをしたりと、先生もあまりこのような症例を見ないようで、首を傾げる程病状の安定しないぽぽちゃんです。でも、大切な家族のぽぽちゃんなので、ぽぽちゃんが「生きたい」と思う限り付き合っていこうと思っています。
そして、安定しない日々が続いていますが、私たちが大好きみたいで、相変わらずいつもこんな感じでくっつき虫の甘えん坊です!!