わんちゃん&ねこちゃんの死因に多い腎不全は要注意 闘病記②

      2016/08/29

うち猫のぽぽちゃんの腎不全は、現在のところ比較的安定して過ごしてます。
しかし、6月29日に嘔吐をしてから2回の手術をして、まだまだ闘病生活は続いています。
今までの経過はこちらを参照して下さい→闘病記①

7月15日
尿路結石が見つかってからは、急性腎不全の症状が重症だったので、ひとまず左右の腎臓にチューブを挿入する手術をして腎臓から外に直接尿を出す処置をしました。このように、チューブの先にペットシートを巻いて尿をキャッチします。

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本当は、チューブを入れる処置をせずに結石を取る手術をできれば良いのですが、血液検査(クレアチニンは6.9、BUNは測定不能な高値)で腎臓の値が悪すぎて長時間の麻酔に耐えられないので、2段階に分けて手術することになりました。

 

7月18日
ネフローゼ症候群による蛋白尿と全身浮腫が酷く(犬は浮腫が出ますが、猫で浮腫が出ることは稀だそうです)、やはり「厳しいかも知れない。家に帰るタイミングを逃してしまう可能性があるので一旦帰りましょう。」とのことで、手術後約5日で一旦退院となりました。そして、ネフローゼ症候群に対して『セミントラ』という内服薬が処方されました。

7月23日
この『セミントラ』ですが、ぽぽちゃんは良い反応を見せてくれて徐々に浮腫が取れてきて、再入院となりました。
2回目の尿路結石を取る手術に向けて全身状態のチェックをしたのですが、貧血が酷く、ステロイド注射をするなどして様子を見ていたのですが改善が見られませんでした。そこで、ありがたいことに先生の飼っている猫ちゃんから輸血をしてくれることになり、貧血状態を改善させてから7月28日に結石を取る手術を行いました。その際、食欲低下から食べられない可能性があるため、手術の際に、経皮的に首から食道へのカテーテルを挿入し流動食を入れられるようにしてくれました。

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鼻の皮剥けは、最初は鼻からカテーテルが入っていたのですが、無理矢理自分で引っ張って抜いてしまって、その時に傷ついてしまいました。「やってやったよ!」とドヤ顔です。右に見えているのが、首に入れ替えられたカテーテルです。

8月2日
その後、食欲も出てきたので、首からの流動食は併用することにして退院となりました。
やっと退院と安心したのですが、そこからも新たな症状が出てきて闘病の日々です・・・。

続く。。。

 - ねこ ぽぽちゃん